入江 亜季
世界や時代、ジャンルを超え、成長期の輝きを描く珠玉の短編集、それが『群青学舎』だ。ある大学で生まれた恋の媚薬「ピンク・チョコレート」が巻き起こす騒動。家族の裏切りに遭い逃亡する姫と、彼女を捕らえる王子の運命を描く「北の十剣」。不良の彼にお金を借り続ける優等生の切ない関係を描く「白い火」。ファンタジーから日常まで、様々な物語が織りなす唯一無二の群像劇だ。瑞々しい筆致で紡がれる、心揺さぶる青春のきらめきがここにある。