直野儚羅
地元でパン屋を営む大江真のもとに、20年以上前に姿を消した幼馴染の佐島明が突然現れた。行き場のない明は真の家で同居を始め、毎晩「家族になってくれ」と甘く囁きながら真を抱く。しかし、明が姿を消していた間のことを尋ねても、なぜか彼は何も語ろうとしない。やがて真は、明が人ならざる存在であることを知り、自身も明の「片破れ」として人外の生を選ぶことに。子を成せる希少種「赤目」であることが判明した真の前に、新たな敵も現れ始め…? 謎と官能が織りなす、切なくも妖しいボーイズラブだ。