福本伸行
理詰めの麻雀で負け知らずだった大学生・井川ひろゆき。ある日彼は雀荘で、常識破りの「天和・九蓮宝燈」を繰り出す男、天貴史と出会う。その圧倒的な強さと人間性に惹かれ、ひろゆきは裏社会の代打ち麻雀の世界へと足を踏み入れることになる。天と共に数々の死闘を潜り抜け、やがて彼らは日本裏麻雀界の覇権をかけた「東西戦」に巻き込まれていく。東の代表となった天、そして伝説の雀士・赤木しげるも登場し、命を賭けた極限の心理戦が幕を開けるのだ。福本伸行の真骨頂である熱い人間ドラマと緻密な頭脳戦が炸裂する、まさに金字塔的作品である。