山田圭子
天才バイオリニスト西王院澪次は、日本屈指の芸術学校・白塔学園でその才能を認められながらも、冷酷でエゴイスティックな振る舞いで周囲と衝突ばかり。複雑な家庭環境も相まって、まだ自分らしい演奏表現を見つけられずにいた。そんな彼の前に現れたのは、型破りな女教官・羽根蜜子だ。彼女との出会いが、澪次の閉ざされた心に変化をもたらし、停滞していた彼の運命が大きく動き出す。音楽を通して自分と向き合い、成長していく澪次の姿は、読者の魂に響く灼熱のヒューマンシンフォニーを奏でるだろう。