山田恵庸
中学最後の夏休み、雉島旅行へと出発した聡たち仲良しグループ。しかし突如、空が血のように赤く染まり、巨大な津波が船を飲み込んだ。気がつけば聡は一人、無人島に漂着する。食料も水もない極限状態のなか、彼は奇妙な行動をとる島民や、船内で狂気に陥った殺人鬼と遭遇するのだ。大人たちを蝕む謎のウイルス、そして極限状況で剥き出しになる人間の本性。少年たちはこの絶望の島で生き残れるのか。戦慄のサバイバルパニックが幕を開ける。