川崎順平
ある日突然、18歳以上の童貞が謎の病「DTG」で死に至る世界となった日本。国中が大パニックに陥り、童貞への差別や強制的な「童貞卒業」が課せられる異常な社会が到来したのだ。主人公の高校生・来海英利は、迫りくる18歳の誕生日までに童貞を卒業しなければ命はない。親友がDTGで命を落とし、焦りから片思いの天宮乃亜に最低な告白をしてしまう英利。政府は「童貞監獄」を設置し、強制的な脱童貞を推し進めるが、英利は乃亜との初体験を夢見て脱獄を決意する。性欲と死の恐怖が交錯する、予測不能なバカデスパニックがここにある。