ナガノ
「中はしっとり 外はサクサク おいしくて♪」そんな幸せな歌を口ずさみながら集団生活を送るもぐらコロッケたち。しかし、その中に禁じられた欲望と必死に戦う個体が現れたのだ。みんなで歌い続けてきたはずの“うた”が、いつしか抑えきれない“苦悶”を呼び起こす。可愛らしい見た目とは裏腹に、シュールで不条理なナガノワールドが全開。もぐらコロッケたちの日常に潜む、ちょっぴりダークで哲学的な魅力を味わえる一冊だ。