山田鐘人
人類がほぼ滅亡した世界に、たった二人取り残された「ぼっち博士」と「ロボット少女」。孤独を愛する寡黙な博士と、彼を悪気なく罵倒しまくるおしゃべりなロボット少女が織りなすのは、絶望的ながらもどこか幸せな日々だ。荒廃した世界で、時に毒舌を吐き、時に博士のボケに鋭くツッコむロボット少女との日常は、退屈とは無縁。二人の奇妙で心温まる交流が、読者の心を掴んで離さない。せつなくも楽しい、新感覚のユートピア・コメディである。