本田真吾
廃校となった母校に集められた中学の同級生たち。それは17年前に謎の飛び降り自殺を遂げた奥村切子の十七回忌を偲ぶ同窓会だった。主人公・葉山良介は切子の死の真相を探ろうとする。だが、再会を喜ぶ彼らを待っていたのは惨劇の幕開けだった。一人また一人と無残な姿で殺されていく同級生たち。大雨による土砂崩れで外界から孤立した校舎は、恐怖の監獄と化す。彼らを襲うのは、異形の姿と化した切子なのか。過去の記憶と現実が交錯する、戦慄の復讐ホラーミステリーだ。