高江洲 弥
高校生大家の佐久間紫は、アパートの103号室に住む売れない小説家・四十万万里に片想い中だ。しかも紫には、触れた相手との未来が見える不思議な力があり、万里が将来の結婚相手だと知っている。家賃を滞納しがちな「先生」を毎月追い込みながら、紫は初めての恋を育んでいく。時にすれ違い、時に支え合い、二人の関係はゆっくりと進展していく。未来を知る紫のまっすぐな想いが、不器用な先生の心を動かしていく、甘酸っぱくて心温まるラブストーリーだ。