佐々木 禎子/桜庭 ゆい
「双子は不吉のしるし」として山奥で育った少女・翠蘭。武芸に秀でた彼女は、病弱な双子の姉の代わりに後宮入りすることになる。しかし宮廷のしきたりなどお構いなし。持ち前のたくましさで型破りな行動を連発する翠蘭は、美しき皇帝・義宗の目に留まる。彼は後宮を騒がす「幽鬼の正体」を探るよう翠蘭に命じるのだ。夜伽を命じられるよりはマシと、翠蘭は山で培った知識と大剣を手に、後宮の謎に挑んでいく。男装妃と美形皇帝が織りなす、痛快中華後宮ファンタジーだ。