高橋葉介
もしも下駄箱に行方不明の友達がいたら? もしもクラスメイトの口に蛇が棲んでいたら? 身近な学校に潜む、ありえない恐怖を描くのが高橋葉介の『学校怪談』だ。序盤は少年・山岸涼一が遭遇する奇妙な出来事を描く一話完結のオムニバス形式。下駄箱の奥に隠れた友人の変貌や、キスで移る「渡り蛇」など、日常に潜む怪異が次々と襲いかかる。やがて霊能力を持つ新任教師・九段九鬼子が登場し、生徒たちの周りで起こる怪奇現象に立ち向かう。ホラーとユーモアが絶妙に混ざり合う、唯一無二の学園怪談ワールドに引き込まれること間違いなしだ。