緒川 園原
亡き父の歯科医院を継ぎ、若き院長となった笹々谷光琉。真面目な性格ゆえに重圧と責任感に押しつぶされそうな彼をいつも支えるのは、腕利きの歯科技工士である幼馴染の国竹象真だった。いつしか光琉は象真の仕事場で無防備にうたた寝するようになり、その寝顔を見つめる象真の瞳が、親友に向けるにはあまりにも「甘すぎる」ことにまだ気づかない。一途な想いを秘めた職人と、それに無自覚な幼馴染の歯科医。切なくも温かい、大人の恋がゆっくりと動き出す珠玉のBLストーリーだ。