重松成美
全ての「知」が電子化され「ビブリオテック」と呼ばれる仮想都市で管理される近未来。主人公オレッセンは幼い頃に両親を巻き込む衝撃的な体験から、ビブリオテックのデータ修復作業に従事していた。しかし、データに混在する謎の不純物「パランセプト」が収まらない。その原因は、父が追い求めた伝説の「書」にあるようで……。父の失踪の謎、そして「書」の深層へとダイブするオレッセンを待ち受けるのは、妖しい青年フェランや謎の教団。人類最古の「文字」や「書物」の歴史を巻き込み、壮大なスケールで描かれるSFファンタジーだ。