あきつみずほ
都会から山間の久舘村へ引っ越してきた天ヶ瀬涼とその家族。彼らを待ち受けていたのは、村の掟を破った者を血祭りにあげるという異様な因習だった。些細な理由で住民が容赦なく殴りつけられる光景に、涼たちは目を疑うばかりだ。静かな狂気に満ちたこの村で、ある日、天ヶ瀬家の長女が事件を起こしてしまう。果たして、家族は村の「虐殺裁判」から逃れることができるのか。閉鎖的な村社会の闇と、人間の心の奥底に潜む恐怖を描く、衝撃のサイコスリラーだ。