唐々煙
明治の動乱期、大蛇復活を巡る戦いが終わりを告げた後も、物語は続いていた。本編では語られなかった曇家三兄弟や、彼らを取り巻く人々の知られざる過去や未来が今、明かされる。特に、謎多き男・金城白子が背負う風魔一族としての宿命、双子の弟・壱雨との愛憎渦巻く関係が深く掘り下げられるのだ。大蛇討伐の代償を抱えながらも、それぞれの信念を胸に激動の時代を生き抜く彼らの姿は、時に切なく、時に熱い。緻密な世界観と胸を打つ人間ドラマが織りなす、壮大な歴史浪漫活劇だ。