あべ 美幸
五年前、謎の疫病で焼き尽くされた大塚村。その生き残りである犬塚信乃、犬川荘介、浜路の三人は、ひっそりと教会で暮らしていた。しかし村の事件以来、信乃と荘介には不思議な能力が宿り、その噂を聞きつけた帝国教会本部から召喚状が届く。召喚を拒否した結果、浜路が何者かに攫われてしまい、信乃と荘介は彼女を救うため帝都へと旅立つ。そこで彼らは、八つの玉と八犬士を巡る壮大な運命に巻き込まれていくのだ。あべ美幸が描く、和風ファンタジーの傑作だ。