鷹野 久
ヴィクトリア時代のロンドンにひっそりと佇む仕立て屋。そこには腕は確かだが極度の人見知りな長身青年ルークと、小柄で社交的な居候の吸血鬼ジョセフがいた。この凸凹コンビが営むテーラーには、なぜか奇妙な依頼や怪しい影が次々と舞い込むのだ。ある日、ジョセフは昼間から街を歩く危険な吸血鬼の少女と出会う。彼女からの依頼は、なんとアヘン売人たちの皆殺しで……!? 人間と吸血鬼、異なる二人が織りなす日常は、やがて英国を揺るがす怪奇事件へと巻き込まれていく。ちょっぴりダークでスリリングなヴィクトリアン・ゴシックファンタジーだ。