後妻の連れ子として比良木家に迎えられた竹蔵は、義理の兄・忍から常に冷たい視線と嫌悪を向けられ続けていた。しかし竹蔵の心には、兄への抑えきれない欲情が渦巻く。ある夜、竹蔵は義姉の香水を身につけ、忍の目を覆い隠し、禁断の行為に及ぶ。それは二人の関係を大きく変えるきっかけとなった。何度も交わりを重ねるうちに、二人の道ならぬ愛は閉塞感を極めていく。夏の別荘で、義姉から女性を紹介される竹蔵。義理の兄弟の間に渦巻く、深く歪んだ愛と確執を描いた衝撃的なドラマだ。