此元和津也
放課後、川べりでダラダラと過ごす男子高校生二人。彼らが交わすのは、くだらなくもどこか哲学的な会話の数々だ。元サッカー部の瀬戸はちょっとお調子者で、塾通いの内海はクールなメガネ男子。正反対な二人の関西弁トークが、日常のささいな出来事を唯一無二のコメディに変えていく。瀬戸の片思いや、個性豊かな友人たちとのやり取りも加わり、彼らの放課後はいつも予測不能な面白さに満ちている。巧みな言葉遊びと絶妙なテンポで繰り広げられる会話劇は、読む者をたちまち引き込む。こんな青春も「ええんちゃうか」と思わせる、新感覚の日常系コメディだ。