藤沢 志月
両親を亡くした柚木家の四兄弟。23歳の長男・隼が親代わりとなり、個性豊かな弟たちを支える日々だ。クールで弟思いの次男・尊、元気いっぱいでちょっぴり空回りしがちな三男・湊、そして大人びた末っ子・岳。年子で同級生の尊と湊は、時にぶつかりながらも互いを支え合う。家庭や学校、ご近所で巻き起こる出来事は、毎日がてんやわんやの大騒ぎだ。寂しさや不満を抱えつつも、助け合いながら前向きに生きる彼らの姿は、読む人の心を温かく包み込むハートフルなファミリーグラフィティである。