木々津克久
とある山奥の研究所に、美しき人造の少女がいた。彼女の名は斑木ふらん。行方不明の天才博士に代わり、ふらんは人々の悩みをその超常的な外科手術で解決しようと日々奮闘する。しかし彼女には常識や倫理観が欠けていた。病気や怪我、あるいはコンプレックスを抱えた人々は、ふらんのメスによって想像を絶する姿へと変貌していく。犬の脳を人間に移植したり、死者を蘇らせたりと、その治療は奇跡と恐怖が入り混じる。果たして彼らは幸せになれるのか。ブラックユーモアと猟奇的な描写が織りなす、衝撃のメディカルホラーコメディだ。