楳図 かずお
亡き母を想うたび、深い眠りに落ちてしまう少女がいた。彼女は母を慕うあまり、意識を失うほどの眠りに囚われてしまうのだ。しかし、その眠りには恐ろしい秘密が隠されていた。少女の無意識が、やがて周囲に奇妙な現象を引き起こし始める。テレパシーで繋がる母娘の絆が、やがて想像を絶する恐怖へと変貌していく。楳図かずおが描く、純粋な愛情が狂気へと転じるサイコホラーの傑作だ。