神山すむ
うちの高校にいる灰宮先輩は、ピアスにロングウルフ、威圧感ある関西弁で誰もが恐れる存在だ。 廊下ですれ違えば道を空け、先生ですら目を合わせない。そんな“最恐”の先輩が、なぜか僕にだけは優しく接してくれるのだ。 放課後の保健室、二人きりの掃除時間、不器用ながらも僕にだけ見せる先輩の素顔に、僕は次第に惹かれていく。 怖い見た目と可愛い中身のギャップに「怖キュン」が止まらない、新感覚のラブコメディだ。