あぬ
「なんで私、生きてるんだろ?」スーパーのゲームコーナーで働くフリーター和泉澄25歳は今日も問いかける。毎日が窮屈で退屈、息苦しさに襲われ思考はいつもマイナスへ向かうのだ。洗濯物を溜めたり、人との交流後に後悔したり、些細なことでぐるぐる悩んでしまう日々。周りと比べて自分だけ置いていかれているような焦燥感に苛まれる。そんな彼女のリアルな日常と内面をネガティブだけどどこか共感できるショートストーリーで描く。きっと「わかる」と頷いてしまう、等身大の心理描写が胸に刺さる作品だ。