清原 紘
「また聞こえる…。この音は―――、私が壊れていく音…。」転校生の高田千夏は、神社の境内で不思議な学生服の少年と出会う。彼から聞かされたのは、人の罪悪感に憑りつく異形の化け物「罪憑き」の存在だった。まさかその恐ろしい存在に、自分が出会うことになろうとは……。罪に苛まれる少女たちに忍び寄り、その身を食らう「罪憑き」。そして、それを狩り喰らう謎の少年。これは、罪悪感に囚われた者たちが織りなす、美しくも残酷なオムニバスホラーだ。