苫ゆぎまる
夏休み、廃校寸前の母校に集まった七人の卒業生たち。夜の校舎で七不思議を巡る肝試しを始めた彼らを、予測不能な恐怖が襲う。いつの間にか七人のはずが八人に増えている。しかも、そのうちの一人は記憶が改ざんされた「偽物」だというのだ。仲間が次々と惨殺されていく中、残された者たちは歪められた記憶を辿り、八人目の正体を探し出すことに。疑心暗鬼が渦巻く極限状態での心理戦が、読者の考察欲を刺激する新感覚ホラーサスペンスだ。