藤本 タツキ/藤本タツキ
「私が死ぬまでを撮ってほしい」病の母の願いで、少年・優太の映画制作は始まった。母の死後、文化祭で上映されたその映画は、衝撃的なラストシーンが原因で酷評の嵐。絶望し、屋上から飛び降りようとした優太の前に、謎めいた美少女・絵梨が現れる。彼の「クソ映画」を絶賛する絵梨は、優太にもう一度映画を作ろうと持ちかけるのだ。二人は共にカメラを回し、映画の世界にのめり込んでいく。しかし、絵梨には誰にも言えない秘密があり……。現実と創作が入り乱れる、予測不能な青春映画物語だ。