中野 コトハ
失恋で人生に迷い、哲学の道へと足を踏み入れた大学院生の慧一郎。元カノへの未練や今カノへの違和感に日々苦悩する彼が、幼馴染みで画家の薫と始めたのは、ゴッホとゴーギャンのような刺激的な同居生活だった。互いに創作意欲を刺激し合うはずが、二人の間には愛と葛藤が渦巻いていく。将来への不安や複雑な恋愛感情が交錯する中で、彼らはどんな答えを見つけるのだろうか。繊細な心理描写と温かい眼差しで描かれる、等身大のラブストーリーだ。