羅川真里茂
突然の事故で母親を亡くした小学5年生の榎木拓也。残された2歳の弟・実の世話は、忙しい父親に代わって拓也の役目となる。幼い弟の保育園の送迎から身の回りの世話まで、慣れない育児に奮闘する毎日だ。友達と遊びたい盛りの拓也は、わがままいっぱいの実に振り回され、時に苛立ちを覚える。それでも、兄を慕う実の存在を突き放すことはできず、悩みながらも愛情を注ぎ、兄弟として成長していく。笑いあり涙あり、家族の温かさと子育ての苦労、そして人として大切なことを教えてくれる感動のホームコメディだ。