モリエサトシ
本にしか興味がない女子高生・綾乃は、ひょんなことから断筆中の小説家探偵・能見啓千の世話をすることになる。膨大な蔵書に心を躍らせる綾乃だが、やがて二人の周りでは小説が引き寄せるかのような数奇な事件が次々と起こり始める。学校の図書館で起こった殺人事件、啓千の著作にまつわる謎、そして彼の過去に隠された秘密。事件を追う中で、本の世界に生きていた綾乃は現実のミステリーに直面し、啓千との間に特別な感情が芽生えていく。これは、本と謎と恋が織りなす、知的で心温まるミステリーロマンスだ。