藤村まりな
漫画編集者の葛城誠一は、かつての担当作家との「痴情のもつれ」から別れたばかり。彼は都合のいい「クズ」な男との出会いを求めていた。そんな葛城の前に現れたのは、漫画家志望の美青年・品川スグル。品川の強引なアプローチで彼の担当になった葛城は、仕事と割り切ろうとするが、品川の方から身体の関係を求めてくる。葛城にとっては好都合な関係のはずだったが、そこには品川の秘めたる思惑が隠されていた。クズとクズが織りなす、予測不能な駆け引きと心理戦が魅力の、刺激的なラブストーリーだ。