佐藤将
思春期真っ盛りの娘・鹿の子と会話が減り、何を考えているのかわからないと悩む父・鳩作。彼は娘の心を知るため、ある日こっそり鹿の子の部屋に侵入し、本棚の蔵書を手に取る。そこに並んでいたのは、奇妙奇天烈な「暗黒文学」の数々だった! 速読術と豊かな想像力を持つ鳩作は、娘が読む本の内容を脳内で鮮やかに映像化。奇抜な作中作の物語に翻弄されながら、娘の意外な一面に触れていく。親の愛か、ただの変態か。父娘の距離を巡る、読書の冒険が今始まる。シュールな笑いと予測不能な展開がクセになる、唯一無二の親子コメディだ。