山田 大和
親に捨てられ、街の片隅で肩を寄せ合って暮らす兄妹アキラとコウ。食事と引き換えに店で働かされ、14歳になったら過酷な運命が待つ。人生を諦めかけていた二人の前に、ある日一人のバレエダンサーが現れる。バレエと出会った彼らは、その才能を開花させ、残酷な宿命に抗う唯一の希望を見出すのだ。これは、すべてを失った少年少女が、生きるために踊り、魂を震わせる激情のバレエ・ロマンである。