尾崎かおり
東京から転校してきた小学6年生の七尾なつるは、クラスに馴染めず、サッカーチームでも浮いた存在だった。そんな彼の前に現れたのは、どこか大人びた同級生・鈴村理生。ある日、なつるは理生の誰にも言えない秘密を知ってしまう。それは、彼女の家の庭に埋められた「人の骨」だった。二人はこの秘密を共有し、白い猫「とうふ」と共に、小学校最後の夏をひそやかな冒険の中で過ごすことになる。少年と少女の、切なくも美しいひと夏の物語が、読者の心を揺さぶるだろう。