モノノ怪 ―座敷童子―の表紙
完結
1

雨の夜、追っ手から逃れる身重の女・志乃が辿り着いたのは、古びた宿屋「万屋」だった。安堵も束の間、宿には不気味な子供の声が響き渡り、怪異が次々と志乃を襲う。そこに現れたのは、妖しきモノノ怪を斬る薬売りだ。彼は宿に巣食う「座敷童子」の存在を告げる。かつて女郎屋だったこの宿で、生まれることすら叶わなかった赤子たちの魂が集まり、モノノ怪となったのだ。志乃の腹の子を狙う座敷童子。薬売りは退魔の剣を抜くため、モノノ怪の「形」「真」「理」を探り始める。人の業が生み出した哀しくも恐ろしい存在と、母になろうとする女の願いが交錯する、切なくも美しい物語だ。

ファンタジーホラーミステリー超自然
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青年悪魔悲劇魔法

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