蛇龍どくろ
「明日地球が滅んでも別に構わない」そう思って自由奔放に生きていたイッキは、今は小さな洋食屋で穏やかに働いていた。しかしある日、店を訪れた龍から、かつての相棒であり「自由の象徴」だったトシミツの死を告げられる。トシミツはドラッグに溺れ、イッキとは異なる道を歩んでいた。トシミツの死をきっかけに、イッキは彼との過去、そして自身の空っぽな心と向き合うことになる。トシミツを巡るイッキと龍、それぞれの切なくも人間臭い感情が交錯する。BLの枠を超え、若者たちの生々しい青春群像劇が心を揺さぶる一作だ。