ナガイザワモトキ/丹波良玄
時は明治 日露戦争の最中。軍病院の医師である三船朱と蒼の兄弟は亡き父の遺したノートをもとに死者を蘇らせる「蘇生術」の実験に没頭していた。猿での動物実験が成功し軍は蘇生術の軍事利用を画策 人体での実験を急ぐよう命じる。そんな矢先 弟の蒼が謎の刺客団に襲われ命を落としてしまう。兄の朱は急遽 蒼を被験者とし禁断の手術を執り行うことを決意する。未来への希望かそれとも絶望の幕開けか。生と死が交錯する狂気の歴史医療サスペンスだ。