小花美穂
中学生の高原茗は、天才音楽家の義兄・那都と二人暮らし。血の繋がりはないけれど、茗は那都に密かな恋心を抱いている。そんな二人のもとに、父の知人の娘だという美少女メルヴィーナがオーストラリアからやってきて、奇妙な三人での共同生活が始まる。天使のような歌声を持つメルに、茗と那都の人生は少しずつ変化していく。複雑な家庭環境の中で揺れ動く感情、そして音楽が織りなす、切なくも温かい人間ドラマだ。