北野詠一
「必要なのは、地面と体。あとは拳を握るだけだ。」この言葉に導かれ、ものすごく姿勢のいい少年・木野下慎也は、全国大会6連覇の天才空手少年・柳屋匠と出会う。偶然の出会いはやがて運命となり、二人は川崎浮島中学空手道部へと足を踏み入れるのだ。空手初心者の慎也は、初めての組手や公式戦で、ライバルの熱さや戦場の空気に心を打たれる。汗と絆と笑顔が詰まった空手の道で、彼は誰よりも明るく、誰よりも楽しく駆け抜けていく。空手の奥深さと青春の輝きを描く、心温まる王道スポーツ物語だ。