樋野まつり
全寮制の黒主学園には、普通科の人間と夜間部の吸血鬼が共存している。主人公の黒主優姫は、その秘密を守る「守護係」の一員だ。10年前、吸血鬼に襲われたところを純血種の玖蘭枢に助けられ、彼に憧れを抱いている。しかし、同じ守護係の幼なじみ・錐生零は吸血鬼を激しく憎み、自身も吸血鬼へと変貌していくという秘密を抱えていた。優姫、枢、零。三人の想いが交錯する学園で、隠された過去と運命の歯車が動き出す。美しくも切ないゴシックロマンスに心揺さぶられること間違いなしだ。