福田健太郎
将棋界に突如現れた14歳の天才少年、天童太星。彼には昼と夜で人格が入れ替わる秘密があった。昼の人格「太」は品行方正なプロ棋士志望。夜の人格「星」は自由奔放で飽きっぽいストリートミュージシャンだ。二人は交換日記で繋がり、それぞれの日常を共有していた。しかしプロ試験の最中、太が眠りに落ち星が目覚めてしまう。将棋は太の居場所だと一度は盤を離れた星だが、太が残したメッセージに触れ、再び将棋と向き合うことに。二つの才能が織りなす、熱くてちょっぴりコミカルな将棋物語だ。