三浦しをん/海野そら太
夜の街を逃げるように駆ける元天才ランナー・蔵原走(カケル)。そんな彼の走りに魅せられた清瀬灰二(ハイジ)は、カケルを古びたアパート「竹青荘」へと誘う。そこには個性豊かな住人たちが暮らしており、ハイジは彼らと共に箱根駅伝出場という途方もない目標を掲げる。陸上経験者から運動音痴、ヘビースモーカーまで、寄せ集めの素人集団が、それぞれの「走る意味」を見つけながら、絆を深め、夢に向かって走り出す。熱く胸を打つ青春群像劇だ。