幼なじみのススム、ツトム、さくらの三人はいつも一緒だった。だがツトムが十歳で姿を消し、残された二人の関係も少しずつ変わっていく。中学二年生になったさくらは陰湿ないじめに苦しむようになり、彼女を救おうと決意したススムは、いじめっ子たちから残酷な要求を突きつけられてしまう。そんな絶望の中、ススムの前に現れたのは鏡の中にだけ存在するツトムだった。奇妙な三角関係が始まり、過去の真実と現在が交錯する。キュートでパラノイアック、そして最高にスウィートと謳われる、淡くて痛くて切ない最新型ラブストーリーだ。