ミナミト
高校入学を控えた不瓶菜子は、なぜかいつも不憫な目に遭ってしまう女子高生だ。早く寝ようと奮闘する入学式前夜から、彼女の「なーんもうまくいかん!」な日常は幕を開ける。自分に原因があったり、なかったり。とにかく何事もままならない人生に、読者はきっと共感してしまうだろう。ささいな出来事にも全力で悩み、時には空回りする菜子の姿は、どこか応援したくなる。不憫だけどどこか憎めない、そんな彼女の日常をテンポよく描く、共感必至のコメディ作品だ。