椎名橙
雨を呼ぶ能力を持つ「雨の公国」の第四公女ニケは、国のため「晴れの大国」の太陽王リヴィウス一世のもとへ嫁ぐことになった。世界を征服したと聞く王は、なんとまだ幼い少年。しかもくだらない理由で雨を降らせろと命じる始末だ。ニケはそんなリビのわがままに反発しながらも、彼の隠された優しさや脆さに触れ、次第に惹かれていく。二人の間には、王位を狙う者たちの陰謀や、故郷の危機など、数々の困難が立ちはだかる。歌声と強い心で運命を切り開く、光と雨のディスティニー・ロマンスだ。