矢口高雄
東北の豊かな自然に囲まれた山村で暮らす少年、三平三平。彼は釣り名人として名高い祖父・一平じいさんの血を引く、まさに釣りの天才だ。ある日、三平は夜泣谷に潜むという隻眼のイワナ「左膳イワナ」の噂を聞き、その大物に挑むことを決意する。海や川、湖と場所を選ばず、珍しい魚や伝説の怪魚を追い求め、日本中を駆け巡る三平の冒険が始まるのだ。時に仲間と出会い、時に困難に直面しながらも、ひたすら釣りの面白さを追求する彼の姿は、読者の心を熱くする。大自然の息吹と釣りの奥深さを存分に味わえる、爽快な釣りロマンだ。