手塚治虫
19世紀のポーランド、ロシアの侵略に揺れる激動の時代。心臓発作で急逝した兄の夢を継ぐため、妹のルイズは男装して「ルネ」と名乗り、ワルシャワ中央音楽院へと編入する。そこで彼女は、天才音楽家フレデリック・フランソワと、祖国解放を志すレジスタンスの青年ヨーゼフに出会う。二人の間で揺れ動く恋心、そして祖国への愛。ルイズは音楽と革命の渦に巻き込まれていく。手塚治虫らしいロマンと悲劇が交錯する、若者たちの情熱を描いた珠玉のドラマだ。