三部けい
家庭に問題を抱える子どもたちが集まる「鬼燈学園」。鈴原心と幼い妹の夢も、母親に捨てられこの孤島へとやってきた。だが、そこは美しい自然とは裏腹に、不穏な空気が漂う場所だった。心は「大人を信じるな」という不気味な警告を受け、島に隠された恐ろしい秘密、そして消えた子どもたちの存在を知るのだ。やがて、大人たちの嘘と欺瞞が明らかになり、子どもたちは命がけで島からの脱出を試みる。追う大人、逃げる子ども。極限状態での心理戦が幕を開ける、戦慄の孤島サスペンスだ。