手塚治虫
第二次世界大戦中、北海道の壮瞥村に流れ着いた荒くれ者の井上昭和。彼はそこで、地殻調査に並々ならぬ情熱を注ぐ男、三松正夫と出会う。刻一刻と姿を変える新山「昭和新山」の観測に人生を捧げる三松。井上はそんな三松の助手を務めることになり、大自然の驚異と、それに立ち向かう人間の執念を目の当たりにする。やがて二人の間には、固い絆が芽生え始めるが……。自然の圧倒的な力と、人間のドラマが交錯する、骨太な人間ドラマだ。